「作業員のミス?」に始まり、「東電の対応に問題」など情報が錯綜していますが―

「作業員のミス?」に始まり、「東電の対応に問題」など情報が錯綜していますが―

実は、この話は当初「鳩山&管首相はどうしてこんなにダメか」を想定したものでした。
それはきっと、類似するようなトラブルはもう当分ないと判断したからこそだと思う…。

「東海村JCO臨界事故」を受けて養老さんが週刊文春か何かで次のような問題を
指摘されていました。(※うろ覚えですが大筋は確か下記のような感じ)

若者がどのような職業に就くか選択する際、今は情報過多だし、リスクをできるだけ
避ける方向に傾倒している。その結果どのような状況が生じるかというと―

核施設のような危険な現場はできるだけ避けたい
             ↓
より専門的な知識を持つ&リスクを熟知している者ほど遠ざかる

その結果、「最も専門的な知識とリスク管理が必要な現場」に「専門的な知識が疎か」
あるいは「リスクに無頓着」な者が配置されるという『最も恐ろしい状況』が生まれる。

先日の「長靴を履かずに作業し被曝」は大丈夫か? 周知徹底されているのか?
ハイパーレスキュー隊の涙を目にして、僕らも何となく分かった気になっていないか?
「何となく分かっている」は「イマイチ把握し切れていない」でもある。
乳幼児に与える水のリスクが少ないと承知の上でも脱水症状の危機との葛藤を直面させられる。
彼らの中にも得体の知れない恐怖を前に、飛び越える際に目をつぶってしまう者がいないか心配。

思い出されるのは「ドラえもん」の「畳の縁」の話。畳の縁の上はスイスイ歩けるのに
同じ幅でも10mの高さではそうはいかない。誰かが同じ文脈の中で「だから、気持ち
一つで乗り越えられる」と結んでいたが、「なのに足がすくむ」という現実もまた見過ご
せない。全てを失う〜とりわけ生死〜リスクってそういうものだろう。目に見えない危険
を相手に「清水の舞台から飛び下りる」ような心境になっていなかったろうか?

当初の予定では、ここから―

批判するにも根拠は「首相なんだから」頼り、それも事後的な後出しジャンケン。
評価の基準も全く示されず、もとい共有されずに不毛な揚げ足取りが横行すれば
まともな感性を持った人間が政治家を目指そうと思うだろうか?
余程の使命感(良し悪し問わず)に燃えたか、あるいはお調子者なのか。そして、
政権交代の末に生まれた「鳩山&管首相」が「調子のいいことばかり吹聴し、都合の
悪いことは他人に押し付ける」というのは我々に対する当然の報いなんじゃないのか?

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トラックバックありがとうございました。

日本には二人の爺がいて、
河合隼雄さんと養老孟司さん。
河合さんが生きていたら、
何といっただろう、
って、ちらっと思います。
今、読みたいのは、
内田樹と養老先生の対談です。
けれど、
出た時には、
どんな状況になっているのか、
判りませんね。
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のびドラ

Author:のびドラ
歴代の受賞作品の傾向から、受賞よりも何とか編集部の目に留まっての出版まで辿り着けないかと模索しています

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